2006年11月23日

アルミ鍋はオールメタルじゃないと使えない?

驚くべき普及率を見せているIHですが、調理器具の種類によっては使えない物があると言う事はかなりの方がご存知の様です。
鉄・ステンレス以外の金属製鍋もOKの「オールメタル対応」を謳う機種も増えました。

IHは名前のとおり、「Induction Heating」(電磁誘導加熱)を利用して渦電流を金属(鍋など)に流し、金属の抵抗による発熱を調理に利用しています。
非金属には、電流が流れないので発熱しません。
オールメタル対応の物は非鉄(アルミや銅など)は抵抗値が小さいため実用上の発熱量を発生しにくいため、コイルの線径などを変えて発熱出来る様に工夫しています。

それでも使えない調理器具として相変わらずガラス製の鍋・土鍋などがカタログやメーカーのホームページに掲載されています。
ホントでしょうか?

IHが加熱する理屈は上に述べたとおりです。
それでは、IHで非鉄・非金属を加熱する方法は?

答えはカンタンです。
加熱したい調理器具の下に鉄やニッケル系の金属のプレートを敷けばいいんです。
金属に流れる渦電流を抵抗に変える事で発熱させるのなら、何も鍋を変えなくても大丈夫。
発熱体の代わりに鉄板一枚で用が足ります。

今までガスコンロを使っていた方が鍋を変えずにIHを利用するにはこの方法が最善でしょう。
IHのヒーターの表面には加熱する範囲を示す、丸い表示がされています。
その範囲の中に鉄板やステンレスのプレートを敷いて、その上に鍋を乗せればOKです。

金属板が直接発熱しますから、鍋が小さい場合は鉄板がハミ出してしまうので熱は多少逃げますがまったく加熱出来ないよりは良いでしょう?

「IH対応の鍋類はまだまだ高い」と仰る方には上記の方法がオススメです。
その辺の鉄工所でわけてもらうと良いでしょう。


IH対応鍋メーカーの商売を邪魔するかも知れないけれども、どうしてもIHで既存の鍋を使いたい方向けの、思いっ切りなウラ技でした。
※IHの種類によっては温度検知による制御機能に影響がある事も考えられますのでご使用の際にはキッチンから離れずにご使用下さい。
また、あくまでもウラ技ですのでご使用に関しては自己責任にてどうぞ。


追記
IHのスイッチを切っても鍋を降ろした後のガラス製のトッププレートは元より、鉄板も熱いままですので火傷には充分ご注意下さい。
posted by 謎の住宅設備屋 at 15:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ナイショ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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