2006年07月16日

お宅のキッチン大丈夫?その@

毎日調理で使っているあなたの家のキッチン、大丈夫ですか?

今回は長くなるので2部に分けてお話します。
※飲食店の換気について少し追記しました。


キッチンの一部、コンロの上に付いているレンジフード。
一般的に「換気扇」と言う位置付けでのイメージが近い筈。

換気は排気だけと考えてる方が多いのですが、「換気」=「空気の入れ替え」なので、「排気」をするのにはまず「給気」が必要です。
一生懸命レンジフードのファンが唸っていても給気が足りないと思う様には排気をしてくれません。

気密性の高いマンションなどで給気が不足していると、レンジフードを回した途端にドアを開けるのに余計な力が必要になる、なんて言うのは明らかに給気量が不足している状態です。

ファンが室内の空気を排出するために部屋の空気に「負圧」が発生して、室外の空気の圧力(大気圧)に負けてドアが外から空気に押し付けられているのでドアが開けづらいのです。

ファミレスとかで店を出る時、出入り口のドアを開けると「ブオッ」という音がして、風が店内に流れ込むのを経験した事があるはずです。
これも店内の厨房の排気用のファンの力が強く、給気が足りないためにドアを引っ張っている状態で、ドアを開けると外気が急激に流れ込むために起こる現象です。

最近は厨房で働く人達も労働環境が苛酷なのを嫌って「厨房内にもエアコンを付けて欲しい」と言う声を聞く事が多くなりました。
特に夏場は高温の外気侵入を嫌い、給気口を塞いでいる厨房を見かけます。
折角断面積から面風速まで計算して設計した給排気量を従業員の方が崩してしまい、結果としてお客様に不快な思いをさせてしまうのです。

外気との温度差を嫌うなら熱交換型の換気扇もあります。
イニシャルコストは高いのですが、効果はあります。
飲食店経営者の方、是非導入をご検討下さい。


奥様方、「寒いから」「暑いから」と室内にある給気用の「レジスター」を閉じてしまっていませんか?
折角付いている給気口を閉じてしまい、給気量を自分で不足状態にしてしまっている方が非常に多いです。

キッチンと繋がってる部屋の窓を開けた時と閉じた時でレンジフードのファンの音が明らかに変化する場合は給気量が不足している状態です。


「ウチの換気扇、吸い込みが悪くって」と仰るあなた、レジスターを閉めてたり、ドアを開けるとファンの音が変化してはいませんか?
posted by 謎の住宅設備屋 at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ナイショ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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